高知の老舗豆腐屋が開発!
避難生活において美味しく
植物性たんぱく質を摂取できる「豆腐ジャーキー」
特許取得!新発想の防災食で栄養を補いませんか?
タナカショクは昭和49年に創業した高知の老舗豆腐屋。お酒に合うおつまみとして開発した豆腐の珍味「百一珍(ひゃくいっちん)」は、国内航空会社の国際線ファーストクラスで採用されました。その「百一珍」に続く豆腐珍味として開発した「百三珍 豆腐ジャーキー」は、真空梱包することで5年間の長期保存が可能ということがわかり防災食として商品化したところ「災害食大賞2021 うまみ部門 優秀賞」を受賞しました。避難所生活では、配給される飲食物が限られ栄養が偏りがちです。厚生労働省が公表した「避難所における食事提供の計画・評価のために当面目標とする栄養の参照量」では、1歳以上1人1日当たり55gのたんぱく質が必要と定めています。「百三珍 豆腐ジャーキー 防災用」は1袋で11.8gの植物性たんぱく質を摂取できるので、これにアルファ―化米(100g・たんぱく質6.0g)を加えると、3食で必要量の97%(53.4g)を補うことができます。
また、もとはおつまみとして開発したものなので、美味しさのクオリティが高いのも特徴! ミネラルが豊富な深海の水「室戸海洋深層水」でつくった豆腐を、秘伝のタレに漬け込んだのちに熟成・乾燥・燻製させており、お肉のようなしっかりとした噛みごたえは満腹感を与えてくれます。また、開封時に広がる醤油だれの芳醇な香りが食欲をそそります。動物性原材料、合成保存料、化学調味料は不使用で、アレルゲンは28品目中大豆のみのグルテンフリー。ヴィーガン、ベジタリアン、食物アレルギーがあるお子さんにも対応できます。パッケージは遮光性の高いフィルムを採用しており常温保存が可能です。軽量コンパクトで運びやすい上、混乱なく配給できるよう小分け包装にしています。開封時は火や水を使わずそのまま食べられ、食べ終わった後は小さく畳んで捨てられるので缶詰に比べてゴミが少なくすみます。また、生ごみ臭も発生しません。
トイレが無い…を即解決!
平常時は地下備蓄槽
災害時は大規模なトイレ設備に変身!
地下スペースを有効活用しながら避難所のトイレ問題を解決!
平常時には、地下に埋め込んだタンクの中に、組み立て式トイレ一式、毛布やトイレットペーパーなどの災害時必需品を備蓄。災害発生時には中のものを地上に出し、タンクの上にトイレを組み立て、空になったタンクはし尿槽として利用します。
地下にタンクを埋め込む利点
・トイレが確保できる
・使用用途のない地下スペースを有効に活用できる
・直射日光を遮断するため、備蓄物が劣化しにくい
・火災で焼失するといった心配がない
・いたずらや盗難に遭いにくい景観を損ねない
タンクは約30㎥の大容量サイズ! 一般的な仮設トイレ(有効貯留量250〜300L)の100基分に相当。500人が30日間使用できるほどの容量があるので、「し尿の回収が間に合わない」「使用できない」といった問題を解決できます。
行政の手を借りず住民自らが設置できる点にこだわり、地上に備蓄物を運び出しやすい手動式リフトを付属。ハンドルを回して荷物を上げ下ろしできます。トイレの組み立てはとっても簡単で、1基につき約15分ほどで組み立てられます。避難訓練の一環として組立訓練を行っている地域もあるそうですよ。
避難所は年齢も性別も異なる多くの方が生活をする場所です。みんなが使いやすいように簡易水洗洋式トイレを採用。従来の仮設トイレは下にタンクがあるため段差が生じますが、ツーウェイ大地くんは地下にタンクを埋め込んでいるので段差がないフラットな状態! さらに、車椅子に対応した広めのトイレも設置可能。夜間は、センサー付きLED照明が内と外を照らしてくれるので、小さなお子さんや女性も安心して利用できます。また、ソーラー発電で稼動する排気型臭突管も設置し、臭いの軽減にまでこだわっています。
2022年7月時点で、高知県内では17箇所24基、愛知県に2箇所2基を設置完了!
工具不要で組み立て簡単!
段ボールでつくるプライバシー空間
TBSテレビ 日曜劇場『日本沈没ー希望のひとー』の避難所シーンで製品が採用されました
避難所において、生活スペースの区画整理やプライバシーの確保として取り入れられてきた間仕切りですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、近年は飛沫感染防止という点でも重要視されています。ストレスだらけの避難生活を少しでも緩和しようと、タケナカダンボールは癒しをテーマにした間仕切りを考案しました。
ダンボールといえば無機質な茶色を思い浮かべますが、タケナカダンボールの間仕切りは「うぐいす色」を採用。さらに「四つ葉」と「桜の花」をプリントし、心の安らぎを重視しました。
組み立て後の間仕切り一枚のサイズは、横幅114cm、高さ140cm。製品化にあたり避難所開設シュミレーションを行ったところ、プライバシーの確保・体調不良者などの状況把握・コミュニケーションのとりやすさなどを考慮した結果、最適な高さが140cmでした。
組み立ては、工具もテープも必要なし! 本体を蛇腹に折り、あらかじめ加工された切り込みにパーツを指し込むだけで簡単に自立します。あとは、本体を接合する「つなぎ」パーツを使って自由自在に空間をアレンジ可能。片づけも簡単です。
また、段ボールの防湿対策として、製品本体の両面や外装箱にはしっかりと撥水加工を施し、さらにナイロン袋で梱包してから外装箱に収納するため、長期保存でも安心です。
また、同じく段ボール製の「暖ダンルーム ベッドⅡ」もおすすめ。こちらも工具不要で組み立て簡単! しかも、段ボールなのに3tの重さに耐えられる強度を誇ります。ベッドの内側は収納スペースとして利用可能。強度と実用性に優れた製品です。ベッドの広さは横90㎝・縦195㎝で、成人男性でもゆったり横になれるサイズ感。ベッドは、6個のボックスを横2個・縦3個に並べ、その上にグリーンシートを敷いて完成させるのですが、就寝時以外はボックスをばらして6脚の椅子としても使えます。アイデア満載の画期的な防災アイテムです。
夜間の災害発生時に
避難経路をムラなく照らす誘導灯
夜間に地震が発生した場合、暮らし慣れた場所であっても暗闇の中では思うように避難ができません。
また停電は、台風や豪雨など様々な災害で起こります。災害により電気の供給がストップしても避難路の足元をムラなく照らせる製品が「Li-Poリードパイプ誘導灯PALA」です。避難路脇に設置したガードパイプの内部にLEDライトを一体化。LEDライトは2m先でも0.1lux(月明りの目安は0.5~1lux)の明るさで照らせる設計で、地面に沿ったガードパイプに均等に配置することにより、高所から照らす街灯タイプの避難灯に比べて、足元をムラなく照らせます。これにより段差や凹凸のある避難路でも足元が見やすく安全に避難できます。配線は船舶で使用している頑丈なコードを採用。器物破損行為や劣化に強い仕様です。
また、ガードパイプの内部にLEDライトと配線を通すので、景観を損ねない上、凹凸がなくつかみやすいといった特徴があります。
この製品は新設のガードパイプはもちろん、既存のガードパイプにも取り付けられるので新たに付け替える必要がありません。
電源はソーラーパネル発電かAC100V。土佐通信が開発したソーラーパネル用のリチウムポリマーバッテリー採用の「PALA回路」は、8個のバッテリーを内蔵しており、最初に稼働した1個目のバッテリーは、残りの7個が稼働している間に休息。こうしてバッテリーをリフレッシュさせながらローテーションして稼働させるため、バッテリーの寿命を伸ばすことに成功。蓄電池の交換は約10年! メンテナンスも不要のためランニングコストを削減できます。また、雨天が続きソーラーパネルで発電できなくなった場合は、1/8個のバッテリーの電力を保持したまま消灯待機。地震の揺れを感知すると余力を活かして自動で点灯します。土佐通信の製品は、高知県土佐市全域や高知県香南市など、各地の自治体に導入されています。