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出展企業・製品紹介

工具不要で組み立て簡単!
段ボールでつくるプライバシー空間

・一人でも組み立て簡単!軽くてシンプルな間仕切り
・真空パック状態で10年保存が可能な備蓄用肌着シリーズ

「命をつなぐ水」災害時などの断水時に
あらゆる原水から安全な水を確保

トイレが無い…を即解決!平常時は地下備蓄槽
災害時は大規模なトイレ設備に変身!

消臭効果に優れた自然に還る
トイレ用凝固剤『フォレッタブル』
製紙会社が開発!市販品より約4倍長い
10年保証の長尺トイレットペーパー
電源不要!平常時の防犯灯・地震時の夜間避難照明・避難所表示板・鍵保管ボックスの四役を担う優れもの
二次災害を防ぐ斜面監視システム
電源&通信インフラ不要で、即座に監視体制構築
ノーフレームで軽量!女性や高齢者でも搬送しやすい5年保証付きの非常用防災担架
災害復旧工事で発生する
汚濁水対策に役立つシルトフェンス
夜間の災害発生時に
避難経路をムラなく照らす誘導灯

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株式会社タケナカダンボール

工具不要で組み立て簡単!
段ボールでつくるプライバシー空間

TBSテレビ 日曜劇場『日本沈没ー希望のひとー』の避難所シーンで製品が採用されました

避難所において、生活スペースの区画整理やプライバシーの確保として取り入れられてきた間仕切りですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、近年は飛沫感染防止という点でも重要視されています。ストレスだらけの避難生活を少しでも緩和しようと、タケナカダンボールは癒しをテーマにした間仕切りを考案しました。
ダンボールといえば無機質な茶色を思い浮かべますが、タケナカダンボールの間仕切りは「うぐいす色」を採用。さらに「四つ葉」と「桜の花」をプリントし、心の安らぎを重視しました。
組み立て後の間仕切り一枚のサイズは、横幅114㎝、高さ140㎝。製品化にあたり避難所開設シュミレーションを行ったところ、プライバシーの確保・体調不良者などの状況把握・コミュニケーションのとりやすさなどを考慮した結果、最適な高さが140㎝でした。

組み立ては、工具もテープも必要なし!本体を蛇腹に折り、あらかじめ加工された切り込みにパーツを指し込むだけで簡単に自立します。あとは、本体を接合する「つなぎ」パーツを使って自由自在に空間をアレンジ可能。片づけも簡単です。
また、段ボールの防湿対策として、製品本体の両面や外装箱にはしっかりと撥水加工を施し、さらにナイロン袋で梱包してから外装箱に収納するため、長期保存でも安心です。
 また、同じく段ボール製の「暖ダンルーム ベッドⅡ」もおすすめ。こちらも工具不要で組み立て簡単!しかも、段ボールなのに3tの重さに耐えられる強度を誇ります。ベッドの内側は収納スペースとして利用可能。強度と実用性に優れた製品です。ベッドの広さは横90㎝・縦195㎝で、成人男性でもゆったり横になれるサイズ感。ベッドは、6個のボックスを横2個・縦3個に並べ、その上にグリーンシートを敷いて完成させるのですが、就寝時以外はボックスをばらして6脚の椅子としても使えます。アイデア満載の画期的な防災アイテムです。

営業副部長 梶田宙

株式会社マシュール

・一人でも組み立て簡単!軽くてシンプルな間仕切り
・真空パック状態で10年保存が可能な備蓄用肌着シリーズ

マシュールは、よさこい衣装をはじめ、祭り用品・法被・半纏・ユニフォーム・制服・オーダーメイド商品などを手掛ける繊維製品会社。ハイテク機器を投入した自社工場をかまえ、商品の企画から製造、販売まで一貫して自社で行っています。2012年に発表したオリジナル防災製品「ハコベスト」は、日本デザイン振興会主催の「グッドデザイン賞」を受賞し、日本経済新聞や全国ニュースで取り上げられました。
「間仕切りスペース」は、一人でも簡単に組み立てられる避難所用の簡易間仕切りセット。組立方法は、パイプをジョイントに差し込み、カーテンリングでカーテンを吊るすだけ! 軽量かつシンプルな仕様で、直感的に組み立てられます。広さは約4.4㎡、高さは140cmと180㎝の2サイズから選択できます。140cmタイプの全資材の重さは6㎏弱と軽量なので、女性でも楽に運べます。設営時は、四方を囲む個室スタイルの他、L字型のパーテーションや、他のセットと連結して空間を広げたりと、形や広さを自在に変えることが可能。一部屋独立の居住空間としてだけでなく、更衣室、診察室、休憩所など、あらゆる用途で活躍します。予備のカーテンリングを使用し、名札や室名を取り付けることも可能です。避難所での感染症予防対策として、密集しない区画分け設営にお役立てください。

続いて「防災備蓄用 真空パック肌着シリーズ」をご紹介します。男女兼用フリーサイズのTシャツ・ボクサーパンツ・ソックスの3点を、高品質フィルムで真空パック包装。パッキングにおいては、協力会社「足立織物株式会社」の特許取得技術を採用。埃・汚れ・害虫・湿気・水分から生地を守り、10年保存が可能です。また、圧縮することで衛生的かつコンパクトに備蓄できます。肌着の生地は、肌触りと着心地の良さにこだわり、伸縮性に優れたベア天竺素材を使用。ボクサーパンツは、マタニティ服同様の調節ゴムを用い、幅広いサイズにフィットします。毎日着用する「肌着」の備蓄もお忘れなく!

取締役副社長 山中平

アクアデザインシステム株式会社

「命をつなぐ水」災害時などの断水時に

驚異の浄水能力!逆浸透膜方式で毎分2リットルの造水を実現!!

大阪府狭山市に今年度初導入された新型アクアハンディーズ。
本装置は完全防水・防埃の頑丈なハードケースに収納されており、あらゆる環境下(温度+80℃~-40℃)での使用を想定し設計された災害用浄水装置となっています。なんと言っても、この浄水装置の素晴らしい所は造水能力の高さです。一般的な逆浸透膜方式の浄水装置は造水量を確保する為に装置自体が大きくなりますが、自社独自の流通ルートにて独自の逆浸透膜(高造水能力)を実現しました。
サイズ:横幅510x奥行419x高さ215mmのハードケース内に必要なすべての浄水部材や付属品が収納されており、重量も約18kgとかなり軽量ですが、造水能力は同サイズの逆浸透膜方式の浄水装置にはない、毎分2リットル、毎時120リットルを実現しています。オプション品として、本浄水装置を背負って運ぶ事が可能になるバックパックキットもあります。背負う事で簡単に持ち運びが可能になり、災害時の移動でも両手が使え安全に水源地まで浄水装置運ぶ事が可能となります。
能登半島地震(珠洲市内:緑丘中学校にて)でも弊社浄水装置が1月4日から6月19日の約半年間、休む事なく給水活動を行い、多くの方々に「命をつなぐ水」を届けさせて頂きました。

災害現場でも自律的な給水活動を行う事が出来れば、給水活動に必要な多大な人的及び物資的資源(水を大量に外部から運んだり、運んだ物資の保管に必要な場所の削減など)を大幅に削減することができ、削減した資源をほかの取り組みに活用することにより、その他の応急・普及・復興対策全体のスピードアップと質の向上につながると考えられます。備えあれば患いなし。是非、災害時に安全な水の確保が出来る浄水装置の導入を検討ください。

取締役社長 武田良輔

有限会社四国浄管

トイレが無い…を即解決!平常時は地下備蓄槽
災害時は大規模なトイレ設備に変身!

地下スペースを有効活用しながら避難所のトイレ問題を解決!

平常時には、地下に埋め込んだタンクの中に、組み立て式トイレ一式、毛布やトイレットペーパーなどの災害時必需品を備蓄。災害発生時には中のものを地上に出し、タンクの上にトイレを組み立て、空になったタンクはし尿槽として利用します。
地下にタンクを埋め込む利点
●トイレが確保できる 
●使用用途のない地下スペースを有効に活用できる
●直射日光を遮断するため、備蓄物が劣化しにくい●火災で焼失するといった心配がない
●いたずらや盗難に遭いにくい 
●景観を損ねない
タンクは約30㎥の大容量サイズ! 一般的な仮設トイレ(有効貯留量250〜300L)の100基分に相当。500人が30日間
使用できるほどの容量があるので、「し尿の回収が間に合わない」「使用できない」といった問題を解決できます。
 行政の手を借りず住民自らが設置できる点にこだわり、地上に備蓄物を運び出しやすい手動式リフトを付属。ハンドルを回して荷物を上げ下ろしできます。トイレの組み立てはとっても簡単で、1基につき約15分ほどで組み立てられます。避難訓練の一環として組立訓練を行っている地域もあるそうですよ。

避難所は年齢も性別も異なる多くの方が生活をする場所です。みんなが使いやすいように簡易水洗洋式トイレを採用。従来の仮設トイレは下にタンクがあるため段差が生じますが、ツーウェイ大地くんは地下にタンクを埋め込んでいるので段差がないフラットな状態! さらに、車椅子に対応した広めのトイレも設置可能。夜間は、センサー付きLED照明が内と外を照らしてくれるので、小さなお子さんや女性も安心して利用できます。また、ソーラー発電で稼動する排気型臭突管も設置し、臭いの軽減にまでこだわっています。
2024年3月時点で、高知県内では20箇所28基、愛知県に2箇所2基を設置。

代表取締役社長 戸田明

株式会社エスエス

「消臭効果に優れた自然に還る
トイレ用凝固剤『フォレッタブル』

従来なら捨てられていた未利用資源に着目した自然分解型汚物処理剤

地球温暖化などの影響で自然災害が頻発し、避難所などで「簡易トイレ」の需要が高まっています。しかし、多くの製品で石油由来の高分子吸収剤(ポリマー)が使われており、水洗トイレに流すことができず、一般的には「可燃ごみ」として収集され、焼却処理がなされています。焼却時、ポリマーは大量の水分を含んでいるため、炉内の温度を低下してしまいますが、ダイオキシン等の有害物質発生の問題もあり、高い炉内温度で運転し続けることが要求されます。そのため、焼却炉の痛みも激しくなるなど各自治体で問題となっていました。また、社会生活においても石油由来のプラスチック等による環境への影響が世界規模で問題となっており、利便性だけでなく、環境に配慮した商品開発が求められていることから、高知県産のヒノキ・スギ等の木粉、生姜の残渣、石灰等を有効活用し、抗菌・消臭効果の高い擬固剤に植物性でんぷんを加えた-簡易トイレ用木質擬固剤-「フォレッタブル」を開発しました。

製品の特長は、①自然由来の自然に還る材料を使用し環境に優しい ②可燃ごみとして出せ、埋めることもできる(微生物により分解) ③生姜パウダー、ヒノキ木紛により高い消臭効果 ④紫外線、微生物によって分解可能な「生分解性ポリ袋」 ⑤軽量で強度もあり環境にも優しいファイバードラムを使用。あらゆる面で環境に負荷をかけない「SDGs推進商品」です。
使用用途としては、マンション管理組合、自主防災組織、企業、行政、個人での防災備蓄用として、病院、介護施設、家庭でのポータブルトイレ用として、また、キャンプや登山などアウトドアでの携帯用として、さまざまな用途で使用できます。法人、個人、介護事業所向けに、生分解性擬固剤(ペレット)「フォレッタブル」+専用汚物袋(生分解性ポリ袋)+組み立て式簡易便座(段ボール製)をセットにした各種アイテムをご用意しています。

代表取締役 坂本守正

有限会社丸英製紙

製紙会社が開発!市販品より約4倍長い
10年保証の長尺トイレットペーパー

日本テレビ「一撃解明バラエティーひと目でわかる!!」で紹介されました!

みなさんが使っているトイレットペーパーはほとんどが国産です。最大クラスの南海トラフ地震が発生した場合、東海から九州にかけて広範囲に被害が及ぶことが想定されています。国中が混乱し様々な物資の不足が問題となるでしょう。もちろんトイレットペーパーも例外ではありません。トイレは誰もが毎日使用する欠かせないものだからこそトイレットペーパーの備蓄は必須です。経済産業省は備蓄量の目安を一ヵ月分としていますが、これは4人家族だと約16ロールに相当します。この量を多くの人が集まる避難所ベースで考えると、かなりの備蓄スペースが必要です。そこで誕生したのが「長尺トイレットペーパー」。市販のペーパーは50m巻きが一般的ですが、丸英製紙の長尺ペーパーは約4倍の200m巻き!これにより備蓄に必要なスペースを狭小化できます。原料はリサイクルパイプ100%で、環境にも肌にも優しい仕上がりです。また、浸水に耐えられるアルミ蒸着真空包装を採用。水中に7日間浸けたり、水中で3時間揺さぶるなどの耐水性試験を行った結果、中身の劣化や浸水は見られませんでした。さらに、変色やカビの発生からも守ることができます。

長期保存に自信があるからこそ、パッケージには「10年保証」と明記。製紙産業が盛んな「いの町」で積み重ねた経験と技術をもとに、薄さと強度のバランスを見極め、普段使いしやすい質感にもこだわりました。さらに、1人1週間の使用を目安にしたコンパクトサイズの「70m巻」も発売。防災リュック・営業車両・船舶での保管や、キャンプや登山といったアウトドア時にも活躍するサイズ感です。個包装にしたことで、避難所においては衛生的かつ混乱なく配布できます。外箱には、災害情報QRコード(171伝言サービス)を表示。使用時は、外箱をホルダーとして活用でき無駄がありません。いざという時に役立つ製品であることから、企業のノベルティとしても人気です。

代表取締役社長 濵田英明


株式会社島産業

電源不要!平常時の防犯灯・地震時の夜間避難照明・
避難所表示板・鍵保管ボックスの四役を担う優れもの

地震の揺れを感知し無電源で解錠する特許取得の技術を採用

LED照明・避難所表示板・防犯ボックスが一体となった製品! LED照明は太陽光発電パネルにより蓄電した電力で夜間防犯灯として活躍。タイマー機能で設定した時間に自動点灯・自動消灯が可能です。1000ルーメン以上のLEDライトを採用しており、20m先の足元を安全に照らします。地震が発生し停電した場合でも蓄電力で点灯します。また、避難所表示板も同じく蓄電力で点灯。こちらは白色LED96個という明るさに加え、点滅点灯で視認性をアップ。すべての消費電力はわずか10Wで、蓄電池交換は約5年という長寿命化を実現。また、日照不足が4日間続いても蓄電力で賄うことができます。
最大の特徴は、震度5度以上の縦揺れ・横揺れを感知すると無電源で作動する特許取得の地震感知装置を備えている点。揺れを感知すると自動でLED照明と避難所表示板が点灯し、さらに備え付けの防犯ボックスも解錠する仕組みになっています。揺れの感知については、京都大学防災研究所技術室において、想定南海トラフ地震波や、東北地方太平洋沖地震、新潟県中越地震、北海道南西沖地震など、過去の地震を再現した試験を幾度と重ねました。

過去の大災害では、避難所や備蓄倉庫の施錠が課題となりました。避難所や備蓄倉庫は平常時は施錠しているため、災害発生時に「鍵の所有者と連絡がとれない」「建物損壊により鍵が紛失した」といったケースが多発し、避難所をすぐに開設できず自衛隊の重機で鍵を壊して開扉した事例もありました。その点、入口付近に設置した防犯ボックスに鍵を入れておけば、地震の揺れで自動解錠し、すぐに避難所の設営をすることができます。また、平常時から防犯灯として活躍することで存在認知の向上に繋がります。この製品は、夜間に体育館を地域住民に開放している学校への導入が多く、三重県松阪市では40機を設置済み。その他、マンション管理企業や消防団、町内会、企業への導入が進んでいます。

営業三課 清岡亮多

株式会社オサシ・テクノス

二次災害を防ぐ斜面監視システム
電源&通信インフラ不要で、即座に監視体制構築

新レスキュー隊の安全確保に、傾斜監視システム「傾助(けいすけ)」

傾斜監視システム「傾助(けいすけ)」は、レスキュー隊の捜索救助時の二次災害防止を目的とした、監視警報システムです。危険斜面や倒壊危険現場の状態変化をモニタリングし、崩壊の予兆を捉えてお知らせします。持ち運び可能な「傾斜センサ」を危険斜面などへ配置することにより、危険値に達すると即座に回転灯とサイレンで通報し、現場からの退避を促します。
警報は【秒】判定で即発報。観測データは1分間隔で指揮所に無線で集約され、変状傾向を自動でグラフ化することにより、避難のタイミングだけでなく、活動再開のタイミングもわかります。表示分解能0.01°と高性能。地表面のわずかな変状を検知することができます。活動用グロープ装着のまま、たった2分で設置でき、商用電源、携帯通信が無くても監視が可能です。消防、自衛隊、警察など災害救助に携わる方に特にお勧めします。

中山間道路の管理に最適!コンパクトな簡易傾斜計『てんすけ』

次にご紹介するのは、対象物の変状を傾きで検知する簡易傾斜計『てんすけ』です。
手のひらサイズでどこにでも簡単に取付可能。取付姿勢は自由自在で、全方向の傾きを計測できるため、落石検知や斜面検知などに役立ちます。
通信機内蔵で、警報通知の設定は2段階対応。いち早く遠隔監視体制を構築できます。
機器構成はシンプルで操作も簡単。コストパフォーマンスにも優れているため、多数の『てんすけ』を気になる場所に配置し、災害対策を強化することができます。
自治体の道路管理、鉄道や高速道路脇の斜面監視等、様々な現場で活用できます。

株式会社吉村デンソー

ノーフレームで軽量!女性や高齢者でも搬送しやすい
5年保証付きの非常用防災担架

牽引・持ち上げ搬送・階段などの垂直移動にも対応できます

怪我人を迅速かつ安全に運ぶ担架「イージーストレッチャー」は、軽量・丈夫・防水・簡単・省スペースといった特徴をそなえています。鉄やアルミを用いたフレーム式担架は製品自体の重さが問題でしたが、フレームをなくすことで3.9㎏という軽量化を実現。収納時のサイズは直径28cm・高さ70cmとコンパクト。倉庫内の隙間に縦置き保管ができ、限られたスペースを有効に活用できます。
目に付きやすいオレンジ色の保管袋には、大きく「担架」と表示。誰もが簡単かつ直感的に扱えるよう組み立てを不要とし、広げてそのまま使用できます。また、東京オリンピックでも採用されたピクトグラム仕様もラインナップ。顔と足のマークを表示し、傷病者をどの向きで乗せるかが一目でわかります。

あらゆるシーンに対応できるよう搬送方法は様々。例えば、持ち上げて運ぶ際は、10箇所の持ち手を活用し、最大10人で搬送可能。付属のロングベルトを使えば、ベルトを肩からかけて安定させ、より安全に運ぶことができます。また、一人で搬送する場合はベルトを牽引用ロープとして利用し、ソリのような牽引搬送も可能。裏面には、小石などの凹凸から生地や傷病者への影響を和らげたり、地面との摩擦抵抗を低減させるために保護シートを貼り付け。さらに、座位姿勢に変形させて階段などの垂直移動もできます。生地は防水仕様。汚れを簡単に洗い流せるほか、熱中症搬送時の嘔吐、怪我による出血、ウイルス対策の消毒などにも対応できます。
重量耐久テストでは200㎏をクリア。強度を実証した上で、5年保証も付けています。すでに関東圏の小中高校や大学、病院・行政・自治会・大手上場企業の本社ビルへ導入済。ホームセンターを通じて一般家庭へも広がりを見せています。災害発生時だけでなく、イベントやスポーツ試合での救護、テーマパークやミュージアムといった多くの人が集まる施設でも活躍するフェーズフリー製品。2023年の「高知よさこい祭り」から演舞場で導入され、熱中症患者の救護時に活躍しました。

代表取締役社長 吉村哲也

高階救命器具株式会社 高知工場

災害復旧工事で発生する
汚濁水対策に役立つシルトフェンス

高階救命器具は、1935年の創業以来、水際での人命救助器具の製造販売を続けてきた。国土交通省の型式承認(桜マーク)や、日本小型船舶検査機構のJCI認定など、第三者機関による認定品に重きを置いて販売するという安全性へのこだわりから、主力商品のライフジャケットは国内ナンバーワンのシェアを誇る。また、日本(大阪・高知・長崎)・中国・ベトナムの合計5箇所に生産拠点を置き、自社工場での製造率は90%以上。品質管理、オーダーメイド対応、短納期、小ロット受注、独自技術といった一貫生産体制による強みを活かし、国内外で販路を開拓している。

高知県防災関連認定製品の「シルトフェンス」は、河川、湖沼、港湾などでの災害復旧工事・環境保全工事において、40年以上に渡り活躍してきた。1980年代の関西国際空港の埋め立て工事でも採用され、昭和の時代から実績を積み重ねてきている。

シルトフェンスは、港湾・湖岸工事の際に生じる土砂や汚泥を、水面フロートと水底アンカーの間に張ったカーテンで囲い込み、周囲の水域への流出・拡散を防ぐことができる。カーテン(フェンス)内に溜まった土砂や汚泥は滞留後に沈殿。構造はいたってシンプルだが、掲載写真からもわかるように、効果は一目瞭然だ。

官公庁・自治体・ゼネコンが手掛ける港湾・河川・漁場・養殖場・石油コンビナート沿岸・海水浴場・ダムといったあらゆる場所で使用されているほか、東日本大震災後の港湾復旧工事でも活躍した。シルトフェンスの規格幅は20m。ただし、現場環境に合わせたオーダーメイド品はこの限りではない。先にも述べたように、自社製造ならではの柔軟性を活かし、サイズ、強度、波浪の高低、コストに合わせた製作が可能だ。また、既製品のレンタル対応も行っている。このほか、オイル貯蔵施設での油流出や船舶事故によるオイル漏れにも対応可能な「オイルフェンス」も展開している。

高知工場長 弘瀬和一

有限会社土佐通信

夜間の災害発生時に
避難経路をムラなく照らす誘導灯

夜間に地震が発生した場合、暮らし慣れた場所であっても暗闇の中では思うように避難ができません。また停電は、台風や豪雨など様々な災害で起こります。災害により電気の供給がストップしても避難路の足元をムラなく照らせる製品が「Li-Poリードパイプ誘導灯PALA」です。避難路脇に設置したガードパイプの内部にLEDライトを一体化。LEDライトは2m先でも0.1lux(月明りの目安は0.5~1lux)の明るさで照らせる設計で、地面に沿ったガードパイプに均等に配置することにより、高所から照らす街灯タイプの避難灯に比べて、足元をムラなく照らせます。これにより段差や凹凸のある避難路でも足元が見やすく安全に避難できます。配線は船舶で使用している頑丈なコードを採用。器物破損行為や劣化に強い仕様です。
また、ガードパイプの内部にLEDライトと配線を通すので、景観を損ねない上、凹凸がなくつかみやすいといった特徴があります。

この製品は新設のガードパイプはもちろん、既存のガードパイプにも取り付けられるので新たに付け替える必要がありません。
電源はソーラーパネル発電かAC100V。土佐通信が開発したソーラーパネル用のリチウムポリマーバッテリー採用の「PALA回路」は、8個のバッテリーを内蔵しており、最初に稼働した1個目のバッテリーは、残りの7個が稼働している間に休息。こうしてバッテリーをリフレッシュさせながらローテーションして稼働させるため、バッテリーの寿命を伸ばすことに成功。蓄電池の交換は約10年! メンテナンスも不要のためランニングコストを削減できます。また、雨天が続きソーラーパネルで発電できなくなった場合は、1/8個のバッテリーの電力を保持したまま消灯待機。地震の揺れを感知すると余力を活かして自動で点灯します。土佐通信の製品は、高知県土佐市全域や高知県香南市など、各地の自治体に導入されています。

代表取締役 濵﨑 宏和